00252-041217 ほぼ日手帳のことばと肯定表現
大学でも家庭でもキャンプでも、shioは可能な限り「肯定形」で周囲の人に語りかけるように心がけています。つまり、ゼミでも講義でも研究室でも、幼児にも児童にも生徒にも学生にも大人にも誰に対してでも、shioの口から出ることばのうちで肯定表現が占める割合をできるだけ高めるようにしているのです。
いくつか例を挙げましょう。
(1) 「××するな」よりも、「○○しようよ」
例:「プールサイドを走るな。」よりも、「プールサイドは歩こうよ。」
(2) 「○○しなければいけない。」よりも、「○○したほうがいい。」
例:「早寝しなければいけない。」よりも、「早寝した方がいい。」
(3) 「○○しなければ××できない。」よりも、「○○すれば××できる。」
例:「たくさん食べないと大きくならないよ。」よりも、「たくさん食べると大きくなるよ。」
民法の例:「登記しなければ第三者に対抗できない。」(177条)ではなく、「登記すれば第三者に対抗できる。」
(4) 「××ではない。」よりも、「○○である。」
例:「この部屋、思ったより狭くないね。」よりも、「この部屋、思ったより広いね。」
(5) そしてこれらの複合。
(2)と(4)との複合例:「急がないとダメ。遅れちゃう!!」よりも、「急ごう。まだ間に合うよ!!」
ほぼ日手帳のことば(それはindigoさんのおっしゃるとおり「ほぼ日刊……」のトビラのことばなのですが)は(4)に該当します。したがってshioだったら、
「オンリーって孤独じゃない」よりも、「オンリーってスバラシイ」とか、「オンリーって仲間が広がる」とか、「オンリーって幸せ」とか、「オンリーな人って魅力的」などと表現したい。できるかぎり肯定形で表現したいのです(という表現も、「できるかぎり否定表現は使いません」の肯定形です)。
shioが日々、肯定表現を心がけている教育論的な理由を一言で言えば、「肯定形で語りかけられている人は伸びる!!」というshioの信念です。この指向、実は教育論のみならず、文化論、法規範論、さらに憲法論にまでつながるお話なのです。ゼミの学生には折に触れてそのような話もしておりますが、ここで書くのは非常に大変なので、indigoさんとは近いうちにまた焼き肉でも食べながら語りましょう!! コメント、どうもありがとうございました!!
念のため申し上げておりますが、shioは「ほぼ日手帳」は本当に気に入っております。
2冊も買ってしまったほどですから。早く使いたくてわくわくしております。
まだ何も書き込んでいませんが、とりあえず、即時取得(民法192条)されないようにだけ、しました。
3限、4限:著作権法
・著作権と契約
・著作権の利用許諾と譲渡の具体例
・著作権の移転と対抗
・デジタル化権と著作権
・編集著作物
・データベースの著作物
・共同著作物
・結合著作物
とうとう年内の著作権法の講義も終了。年明けに残ったところを講義します。
終了後、Y、M、Kとともに研究室棟に戻る。1階で、トランペッターのWAOさん親子と合流して研究室へ。
途中からR、Aも来て語る。Rは真新しい赤の「ほぼ日手帳」を持参。すでにがんがん使い始めていました。
みんなで夕食を食べに行こう席を立ったところで、1年のKとI来訪。彼らも一緒にいせやへ。
トランペットや音楽の話、Macの話、成蹊の話など、盛りだくさんでした。
WAOさん、いらしてくださって本当にどうもありがとうございました。こんごともどうぞよろしくお願い申し上げます。
研究室に戻って仕事。
もみじ、きれい!!
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WAOさん親子と。
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